家族(民事)信託は、もうオワコンなのか?

いわゆる家族信託(民事信託)に対して、

もう、ブームは終わった。
民事信託はツカエナイ。
思ったほどの需要がない 
…などという噂を耳にします。

まあ、たしかに、民事信託は、願いを叶える万能薬でも、魔法のシステムでもありません。

賃貸不動産を所有・管理されているオーナーさんや、小規模経営の事業主さん、ある程度の預貯金や株式などの有価証券を所有されている方などで、既にご高齢ではあるが、まだまだ自分でやれる!…でも、将来的には誰かに任せたい。という方には、非常にお勧めな制度(手法)です。

しかしながら、
民事信託は財産管理の目的以外では使えないこと、(作る側の視点では)組成が難しく、苦労の割に報酬が稼げない…などというデメリットもあるので、「アレはダメ」 という評判の元になってしまったのかも知れません。

そんな事情もあって、最近では、民事信託を取り扱う個人の専門職は限られているのが現状ですが、その一方で、大手事務所や銀行、保険会社などから、民事信託 "のような商品" や、遺言などとのセットプラン等が数多く販売されているのを見かけます。

銀行のお勧めならば信頼できそうですし、カタログからプランを選ぶだけで購入できるので便利そうですが、さて、肝心の「中身」はどうなのでしょうか?

その「既製品」は、本当にあなたに合っているのでしょうか?
本当に、あなたの希望を叶えてくれるものなのでしょうか?

民事信託は、手間と時間がかかる「オーダーメイド」品です。

パターン化されたテンプレートを使って、パパッと簡単に作れるものならば、「苦労の割に…」なんて恨み節が聞こえるはずがありません。

ご依頼者それぞれの状況や事情、希望などを吟味して、いちから組成して練り上げるのが基本中の基本。
そこに、スーパー特効薬としての民事信託の威力と醍醐味を、私は感じています。

もしも、何かお困りやお悩みの事がありましたら、何なりとお気軽にご相談ください。
一つ一つ丁寧に、オーダーメイドで、より良い解決方法をご提案させて頂きます。

 

  









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虎林法務事務所